埼玉県坂戸市に密着した一戸建て住宅を中心に取り扱う不動産・建築・リフォーム会社です。

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固い絆。

2016.07.27

いつもお世話になっております。

(株)レアルの事務をしてます🎼Nです。

坂戸市の不動産を中心に、鶴ヶ島市、東松山市、鳩山町、毛呂山町などの

不動産情報を、随時お伝えしていきます。

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今日は、7歳の息子のピアノの発表会でした(*^^*)♬✨

 

私と息子は、同じ先生に師事してから4年目になりました。

 

ピアノというのは毎日の積み重ねで、まだ子供が小さいうちは1人では練習なんてしません…。

(まれに、凄い子は見かけますが)

どれだけ親が一緒に付き合って楽しくピアノに向かわせるかで、道は別れると思っています。

 

これは、ある日のことです。

 

息子がピアノを始めて、最初は2人でいつも楽しくピアノのレッスンをしていました。

 

でも息子が年長さんになった年、幼稚園の鼓笛隊で息子がピアノに選ばれた事がきっかけで、私のスパルタが始まるのです。

 

元々が、少し練習すればすぐに弾けるようになる子だったので、いつも苦労することはありませんでした。

 

その子が鼓笛隊のピアノ演奏に選ばれたとなれば、『ミスタッチはさせない‼︎リズムのズレはさせない‼︎』と私の方が必死でした。

毎朝1時間の練習の後、幼稚園に行くのです。

 

幼稚園の鼓笛演奏の練習が約5ヶ月です。

その間、緊張をキープしたまま…。

結果は、練習の成果もあり、鼓笛演奏は大成功に終わりました。

 

その後、同じ年の2ヶ月後の『ピアノコンクール』のエントリーに選ばれ、またもや私のスパルタです。

 

『ピアノコンクール』と言えば、上手な子を選ぶ会。

1位や2位は選ばれなくても、せめて…

 

ここで、私の闘争心が燃え上がってしまうのです。

 

 

毎朝の1時間の練習は継続、私の言葉も荒くなり、息子が泣くこともしばしば…。

 

でも、息子に、高い景色を見せてあげたかった…。

やっぱりあなたはカッコいいよ!と言ってあげたかった…。

その気持ちが強かったんです…。

 

コンクールも無事に終わり、通常のレッスンになったある日。

今までと変わって、全く練習しなくなりました。

 

全く練習しない日々が4ヶ月ほど続いて、ピアノの話をすればすぐに逃げる…。

 

私は息子と、本気の話をしました。

 

母  『どうしてピアノの練習しないの?』『ちゃんと教えて。』『何を言ってもいい。ママちゃんと聞くから。』

 

私は、嫌々やってるピアノなら私のエゴだし、本当に辞めたいならやめてもいい。

そのかわり、本人がやりたい事をやらせてあげよう。

本気で、これからもピアノを続けるかここで辞めるか、問いました。

 

子 『…。…。…。』

母 『…。…。…。』

 

子  『…』

母  『…。…。…。』

 

子  『…ぼく……やめない…………。』

母  『無理矢理言ってるならいいんだよ…。ママがさせてただけなのかもしれないから       ね…。』『ピアノは嫌い?』

 

子  『嫌いじゃない…』

母  『じゃ、どうして練習しないの?』

 

子  『………。ぼく、本当はピアノが好きなんだけど、ママが怖いから…だから、嫌になっちゃうんだ…。』

 

涙目で訴えていました…。

 

母  『……………………………。』

 

私は、物凄く反省しました。

 

楽しくピアノを習っていたのに、いつしかピアノが恐怖になっていました…。

 

技術よりも先に、息子の心を壊すところでした…。

 

本当に申し訳なかった話と同時に、大人のママでさえ、先生にプライドを傷つけられ、涙した事がある話…。

 

聴いて欲しくて家族に演奏した結果、『何も心に残らない』と一言言われてしまった事。

 

家族のお祝いの会に演奏をプレゼントする為に考えた企画も、全て、ある一言で心が折れてしまった話。

 

息子に全て、お話しました。

 

他の業界も同じようにあるかもしれませんが、『演奏』と言うのは、心の情景そのままが映し出されるものだと思います。

 

だからこそ、息子に厳しくし過ぎた私は、本当に、良くなかったと思います。

 

厳しい矛先が、間違えていたように思います。

 

自分が1番よくわかっていたのに…

本当に、申し訳ない事をしました…。

 

 

そんな日々を私たち親子は送り、いつも涙と葛藤の毎日です。

 

そして、今日の演奏は、とても素晴らしく終わりました。

本当に、カッコ良かった‼︎

 

 

美しい春先…

太陽が奏でる…

 

 

そういう想いを込めて、息子に『陽奏(ひなた)』と名付けました。

 

母、わたくし、『春美』と申します。

 

いつまでも、ピアノを通して息子とは固い絆で結ばれていると

信じています。

 

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