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固い絆。
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今日は、7歳の息子のピアノの発表会でした(*^^*)♬✨
私と息子は、同じ先生に師事してから4年目になりました。
ピアノというのは毎日の積み重ねで、まだ子供が小さいうちは1人では練習なんてしません…。
(まれに、凄い子は見かけますが)
どれだけ親が一緒に付き合って楽しくピアノに向かわせるかで、道は別れると思っています。
これは、ある日のことです。
息子がピアノを始めて、最初は2人でいつも楽しくピアノのレッスンをしていました。
でも息子が年長さんになった年、幼稚園の鼓笛隊で息子がピアノに選ばれた事がきっかけで、私のスパルタが始まるのです。
元々が、少し練習すればすぐに弾けるようになる子だったので、いつも苦労することはありませんでした。
その子が鼓笛隊のピアノ演奏に選ばれたとなれば、『ミスタッチはさせない‼︎リズムのズレはさせない‼︎』と私の方が必死でした。
毎朝1時間の練習の後、幼稚園に行くのです。
幼稚園の鼓笛演奏の練習が約5ヶ月です。
その間、緊張をキープしたまま…。
結果は、練習の成果もあり、鼓笛演奏は大成功に終わりました。
その後、同じ年の2ヶ月後の『ピアノコンクール』のエントリーに選ばれ、またもや私のスパルタです。
『ピアノコンクール』と言えば、上手な子を選ぶ会。
1位や2位は選ばれなくても、せめて…
ここで、私の闘争心が燃え上がってしまうのです。
毎朝の1時間の練習は継続、私の言葉も荒くなり、息子が泣くこともしばしば…。
でも、息子に、高い景色を見せてあげたかった…。
やっぱりあなたはカッコいいよ!と言ってあげたかった…。
その気持ちが強かったんです…。
コンクールも無事に終わり、通常のレッスンになったある日。
今までと変わって、全く練習しなくなりました。
全く練習しない日々が4ヶ月ほど続いて、ピアノの話をすればすぐに逃げる…。
私は息子と、本気の話をしました。
母 『どうしてピアノの練習しないの?』『ちゃんと教えて。』『何を言ってもいい。ママちゃんと聞くから。』
私は、嫌々やってるピアノなら私のエゴだし、本当に辞めたいならやめてもいい。
そのかわり、本人がやりたい事をやらせてあげよう。
本気で、これからもピアノを続けるかここで辞めるか、問いました。
子 『…。…。…。』
母 『…。…。…。』
子 『…』
母 『…。…。…。』
子 『…ぼく……やめない…………。』
母 『無理矢理言ってるならいいんだよ…。ママがさせてただけなのかもしれないから ね…。』『ピアノは嫌い?』
子 『嫌いじゃない…』
母 『じゃ、どうして練習しないの?』
子 『………。ぼく、本当はピアノが好きなんだけど、ママが怖いから…だから、嫌になっちゃうんだ…。』
涙目で訴えていました…。
母 『……………………………。』
私は、物凄く反省しました。
楽しくピアノを習っていたのに、いつしかピアノが恐怖になっていました…。
技術よりも先に、息子の心を壊すところでした…。
本当に申し訳なかった話と同時に、大人のママでさえ、先生にプライドを傷つけられ、涙した事がある話…。
聴いて欲しくて家族に演奏した結果、『何も心に残らない』と一言言われてしまった事。
家族のお祝いの会に演奏をプレゼントする為に考えた企画も、全て、ある一言で心が折れてしまった話。
息子に全て、お話しました。
他の業界も同じようにあるかもしれませんが、『演奏』と言うのは、心の情景そのままが映し出されるものだと思います。
だからこそ、息子に厳しくし過ぎた私は、本当に、良くなかったと思います。
厳しい矛先が、間違えていたように思います。
自分が1番よくわかっていたのに…
本当に、申し訳ない事をしました…。
そんな日々を私たち親子は送り、いつも涙と葛藤の毎日です。
そして、今日の演奏は、とても素晴らしく終わりました。
本当に、カッコ良かった‼︎
美しい春先…
太陽が奏でる…
そういう想いを込めて、息子に『陽奏(ひなた)』と名付けました。
母、わたくし、『春美』と申します。
いつまでも、ピアノを通して息子とは固い絆で結ばれていると
信じています。